

フリーランスエンジニアになろうと思うけど、なる前に現役フリーランスからリアルな実態を聞きたい!
実際のところ、フリーランスエンジニアの実態ってどうなの?
これからフリーランスエンジニアを目指そうと思う方は、まず始めに実態を知った上で自分に向いているのか、向いていないのか見極める必要があります。
フリーランスエンジニアの働き方や、案件の獲得方法に関しては他のサイトの記事でも紹介されているので、本記事では現役フリーランスエンジニアのリアルな実態をご紹介します!

僕はWeb系のフリーランスエンジニアで、独立2ヶ月で時給5,000円を超えました!
本記事を読むことで、リアルな実態が知れるので、ぜひ自分に向いているかどうか考えてみてください!
- フリーランスエンジニアのリアルな実態が知れる
- 実態を知ることで、自分に向いているかどうかが知れる
フリーランスエンジニアのリアルな実態

では、早速フリーランスエンジニアのリアルな実態についてご紹介します!
これはあくまで自分が感じた体験や市場の動向を交えての実態なので、個人差があります。
フリーランスエンジニアのリアルな実態は以下の3つです。
- 完全実力主義で20代で年収1000万円も可能
- フリーランスエンジニアの仕事は有り余っている
- 働き方は「常駐型」か「リモート型」
完全実力主義で20代で年収1000万円も可能
まず始めに、フリーランスエンジニアは会社員と異なり、完全実力主義の世界で、スキルや成果に応じて収入が変動します。
会社員であれば、年功序列なので20代の若手が年収1,000万円を稼ぐのはごく稀ですが、フリーランスエンジニアになると20代でもスキル次第で年収は青天井です。

これはフリーランスエンジニアと会社員エンジニアの年齢別の年収推移のグラフです。
会社員は年齢を重ねるごとに、年収が増加していますが、フリーランスエンジニアの場合は年齢を重ねても年収の推移にあまり変化はみられません。
スキルがあれば、その分単価は高くなりますし、一日10時間以上働けばその分収入も多くなるのがフリーランスエンジニアの実態です。
フリーランスエンジニアの平均年収を大公開!【年収1000万円も可能】
フリーランスエンジニアの仕事は有り余っている

「フリーランスエンジニアになっても仕事がないのでは?」
このように心配される方もいると思いますが、安心してください、仕事は有り余っています。

経済産業省の調査によると、そもそもIT業界でエンジニアの人材不足が深刻で、2020年現在で36.9万人ものITエンジニアが不足しています。
エンジニア1人に対して企業4社が取り合うほど、エンジニアスキルを持った人材は重宝されます。

今後さらにエンジニアの人材不足は深刻になるだろうと言われています!


フリーランスエンジニアの求人サイトであるレバテックフリーランスの求人数はなんと7780件となっており、どれほど仕事が有り余っているのかが明確だと思います。
ちなみに、レバテックフリーランス
に登録しているフリーランスエンジニアの平均年収は862万円となっており、どれだけフリーランスエンジニアに価値があるかが分かります。
働き方は「常駐型」か「リモート型」
フリーランスエンジニアの働き方は実は2つあって、会社に勤務する「常駐型」と自由にどこでも働ける「リモート型」があります。
常駐型は企業と業務委託契約を結んで、会社に勤務しながらエンジニアの仕事を行い、比較的大規模な開発業務を行います。
反対にリモート型のフリーランスエンジニアは、リモートで案件を受注し、好きな時間、好きな場所で働ける働き方です。
常駐型 | リモート型 | |
単価 | 高い | 低い |
案件数 | 多い | 少ない |
開発規模 | 大きい | 小さい |
福利厚生 | 多少あり | なし |
通勤 | あり | なし |
ストレス | あり | なし |
業務時間 | 決まっている | 自由 |
常駐型とリモート型を比較してみるとこんな感じです。

常駐型は収入はいいですが、やっていることはほぼ会社員なので、あまりフリーランスというライフスタイルはできないです!
どちらがオススメかと聞かれると、人によりますが、僕個人的にはリモート型のフリーランスエンジニアになって、自由なライフスタイルを楽しむのがいいんじゃないでしょうか!
- 常駐型:レバテックフリーランス 、MIDWORKS
- リモート型: ランサーズ、Workship
これらの求人サイトで常駐とリモートを1件づつ受注すれば年収1,000万円は案外簡単に達成できてしまいます。
フリーランスエンジニアになってしんどい点

次に、僕がフリーランスエンジニアとして活動してみて、しんどかった点やネガティヴなポイントを解説します。
これらの点については、実際にフリーランスエンジニアになって見ないと気づかなかったポイントなので、とても参考になると思います。
- リモートは自由だけど、とにかく孤独
- チャレンジできる環境ではない
- 数字を追い求める生活になる
リモートは自由だけど、とにかく孤独
僕はリモート型のフリーランスエンジニアで、基本的に自宅で仕事をしていますが、とにかく孤独すぎてやばいです。

朝から晩までずっとパソコンに向かって作業しているので、だんだん気持ちが沈んでいきます!
人と関わらずに、引きこもって生計を立てたい人には非常に幸せな環境ですが、チームや組織で何か仕事をしたい人には地獄です。
一日中誰とも話さない日なんて結構ありますからね。
ぶっちゃけ、独立して3ヶ月基本的にずっと家で1人で仕事していたので、久しぶりに人に会ったら話すのが下手になっていました。

このままだと人間らしさを失ってしまうと感じ、積極的に人に会うように心がけました!
フリーランスエンジニア同士で、シェアハウスなんかしながらワイワイ生活や仕事ができたらベストですが、自宅で引きこもって仕事している人は要注意です。
ストレスフリーで居心地は最高ですが、人との関わりも大事だなと改めて感じました。
チャレンジできる環境ではない
次に、フリーランスエンジニアはチャレンジできる環境でないので、自分自身あまり成長できないです。
フリーランスエンジニアというのは、自分のスキルを商品にして顧客にスキルを販売する仕事なので、チャレンジな仕事を引き受けることはほぼないです。
自分ができる仕事を淡々とこなしていき、仕事というよりは作業に近いです。

唯一成長するポイントは作業効率ですかね!
会社員であれば、会社に守られていたり、周りに高スキルな人がたくさん知るので、チャレンジできる環境にあるので、どんどん新しいことができます。
しかし、フリーランスエンジニアはチャレンジして失敗すると、全て自分で責任を負わないといけないので、なかなか踏み出せないです。

僕はまだ21歳と若くまだまだチャレンジして沢山のことを学びたいと感じたので、IT企業に就職することを決意しました!
数字を追い求める生活になる
フリーランスエンジニアになると、何を目標に頑張ればいいか分からなくなり、結果的に数字を追い求めて収入を上げよう追い込むようになります。
フリーランスエンジニアは収入の現状維持が難しく、先月よりも多く収入を得ようとする思考が働くので、先月よりもハードな仕事を引き受けたり、仕事量を増やしたりしがちです。

フリーランスエンジニアの仕事をするという意識から、収入を上げる意識にシフトしていきます。
これはフリーランスエンジニアに限らず、個人で事業をしている人に起こりがちな現象ですが、例えばマナブさんとか見てみるととんでもない額を個人で稼いでますよね。
「そんなお金いらないだろ!」と思う人が多いと思いますが実際にこのような個人事業をやると、数字を追いかける思考に変わるので、お金より仕事内容を重視している人は、フリーランスエンジニアには向いていないかもです。
フリーランスエンジニアの実態を知って向き不向きを見極める

フリーランスエンジニアのリアルな実態についてご紹介しましたが、この実態からフリーランスエンジニアに向いている人向いていない人をご紹介します。
- 向いている人:孤独を我慢できる超ストイックな人
- 向いていない人:人との関わりが好きで、大きなことを成し遂げたい人
僕が思う、フリーランスエンジニアに向いているいない人の特徴はこのような感じです。
これらの点について詳しく解説します。
フリーランスエンジニアに向いている人
まず、フリーランスエンジニアに向いている人は、孤独に負けずに淡々と作業をストイックに継続できる人です。

僕が思うに、フリーランスエンジニアを何十年も続けている人は少なく、「フリーランスエンジニア→事業展開や起業」このような人が多いです!
なので、フリーランスエンジニア一本でやっていきたい人は、特に大きいことを成し遂げようと考えていなくて、自分のライフスタイルを重視する自己中な人が向いていると思います。
- 孤独に耐えれる
- 自分のライフスタイルを一番に考えている
- 人とあまり関わりたくない
- 社会貢献にあまり興味がない
フリーランスエンジニアに向いていない人
フリーランスエンジニアに向いていない人は、人との関わりを求めていてチームで大きな事業を作って社会貢献したい人です。

僕も現役フリーランスエンジニアですが、自分には向いていないなと感じています。
フリーランスエンジニアの実態は、とにかく孤独でチャレンジできる環境がないので、人と関わって大きなことを成し遂げるのは難しいです。
- 人と関わることが好き
- 社会貢献がしたい
- 大きなことをチームで成し遂げたい
- 飽き性な人
まとめ:フリーランスエンジニアの実態は人それぞれ
いかがでしたでしょうか!
現役フリーランスエンジニアのリアルな実態について解説しましたが、この実態を参考に、自分に向いているか向いていないかを見極めるのが重要です!
- フリーランスエンジニアの実態は孤独でチャレンジできない環境
- 20代で年収1,000万円も可能
- フリーランスエンジニアの仕事は有り余っているので焦らなくてOK
