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【2020年版】フリーランスエンジニアの税金に関するまとめ

約10分
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1998年生まれ|ITライフクリエイター
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学生時代は、タイピングのテストでクラス最下位レベルのパソコン音痴。
もっと自分の市場価値を高めたいと思い、、、
▷バンコク不動産▷インドIT留学▷ベトナムIT企業エンジニアを経て
Web系のフリーランスとして独立。

その後もっと大きい市場でインパクトのあることをしたいと思い、
ITメガベンチャーに就職。

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【2020年版】フリーランスエンジニアの税金に関するまとめ
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こんにちは!大学生クリエイターでWebライター|エンジニア|YouTuberとして活動していますHikoProです! 最近は「若者のチャレンジを後押しするメディア」Z大学の編集長をしています!

今回のお悩み

フリーランスエンジニアが支払うべき税金って何?

どんな税金をいつまでに、どうやって支払うべきか詳しく教えて欲しい!

フリーランスの方であれば、納税を自分で行わなければいけないので、このように税金関係に悩まれる人も多いと思います。

フリーランスエンジニアは会社員と違い、個人事業主なので、納める税金の種類も異なり、予め知っておく必要があります。

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もし、しっかりと納税しないと脱税と見なされるので必ず正しい知識を身につけて納税しましょう!

そこで本記事では、フリーランスエンジニア向けに2020年の税金に関するまとめをご紹介します!

本記事を読むと得れるメリット
  • フリーランスエンジニアが納めるべき税金が知れる
  • フリーランスの節税対策が知れる
  • 簡単に確定申告ができる方法が知れる

フリーランスエンジニアが支払うべき税金

会社員であれば、会社の経理が全て納税を行ってくれるので、何もする必要はありませんが、フリーランスになると、全て自分で行う必要があります。

フリーランスエンジニアが納めるべき税金は以下の通りです。

フリーランスエンジニアが支払うべき税金
  • 所得税
  • 住民税
  • 個人事業税
  • 消費税
ネコ君
ネコ君

わ〜!!こんなにたくさんあるの!?それに全く分からない!

HikoPro
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一つづつ詳しく解説しますね!

所得税

まず始めに、フリーランスエンジニアは所得税を納める義務があります。

フリーランスとしての1年間の所得の合計が38万円を超えると、所得に応じた税率で納めるべき税金を算出し国に納税します。

日本は累進課税制度を採用しているので、所得が多い人には高い税率を、所得が低い人には低い税率を課しています。

課税所得税率控除額
195万円以下5%0円
195万円超330万円以下10%97,500円
330万円超695万円以下20%427,500円
695万円超900万円以下23%636,000円
900万円超1,800万円以下33%1,536,000円
1,800万円超4,000万円以下40%2,796,000円
4,000万円超45%4,796,000円
HikoPro
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このように所得が増加すると、税率も上がっていることがわかると思います!

所得税の計算方法

所得税は所得に応じた税金なので、所得と売上の違いをまずは押さえておく必要があります。

  • 売上:報酬をそのまま合計したもの
  • 所得:売上から諸経費を差し引いたもの

つまり、所得税を納める時は、売上でなく所得をまずは算出する必要があります!

所得税の計算式

5,900,000円(所得)=600万円(売上)ー10万円(諸経費)

5,900,000円(所得)×20%(税率)ー427,500円(控除額)=752,500円(所得税)

仮に、年間の売上が600万円で諸経費が10万円とすると、納めるべき所得税は752,500円となります。

住民税

住民税は定額で課税される「均等割額」と、前年の1月から12月までの所得金額に応じて課税される「所得割額」を合計したものです。

住民税の確定申告は年収33万円以上から行う必要があります。

均等割額はいくら?

均等割額は、都道府県1,000円+市区町村3,000円の合計4,000円を支払う必要があります。

しかし、平成26年度から令和5年度までの10年間については、東日本大震災復興基本法の規定により、年間1,000円支払う必要があります。

つまり、年間で支払う均等割額は5,000円となります。

所得割額はいくら?

課税所得金額×所得割税率10%(都道府県4%+市区町村6%)=所得割額

基本的にはこの計算式で計算することができます。

しかし、税率の10%に関しては、住んでいる地域によって少し異なるので、最寄りの税務署に確認するようにしましょう。

「均等割額」と「所得割額」が算出できたら、それを合計して住民税として納税します。

個人事業税

会社員にない税金で、フリーランスにある税金として個人事業税があります。

個人事業税の控除額は年間290万円なので、実質290万円の所得を超えると、その超えた所得に対して課税されます。

個人事業税=(年間の所得ー控除額290万円)× 税率(3~5%)

個人事業税の納める時期は、原則として8月、11月の年2回となっています。

個人事業税の特徴として、事業内容によって税率が変動する点です。

個人事業税の税率
区分 税率 事業の種類
第1種事業
(37業種)
5% 物品販売業 運送取扱業 料理店業 遊覧所業
保険業 船舶定係場業 飲食店業 商品取引業
金銭貸付業 倉庫業 周旋業 不動産売買業
物品貸付業 駐車場業 代理業 広告業
不動産貸付業 請負業 仲立業 興信所業
製造業 印刷業 問屋業 案内業
電気供給業 出版業 両替業 冠婚葬祭業
土石採取業 写真業 公衆浴場業(むし風呂等)
電気通信事業 席貸業 演劇興行業
運送業 旅館業 遊技場業
第2種事業
(3業種)
4% 畜産業 水産業 薪炭製造業
第3種事業
(30業種)
5% 医業 公証人業 設計監督者業 公衆浴場業(銭湯)
歯科医業 弁理士業 不動産鑑定業 歯科衛生士業
薬剤師業 税理士業 デザイン業 歯科技工士業
獣医業 公認会計士業 諸芸師匠業 測量士業
弁護士業 計理士業 理容業 土地家屋調査士業
司法書士業 社会保険労務士業 美容業 海事代理士業
行政書士業 コンサルタント業 クリーニング業 印刷製版業
3% あんま・マッサージ又は指圧・はり・きゅう・柔道整復
その他の医業に類する事業
装蹄師業

(出典:東京都主税局

このようになっており、フリーランスエンジニアの職種に関しては税率は適用されていません。

しかし、フリーランスエンジニアといっても業務内容は様々で、該当が予測されるものとして「製造業」「コンサルタント業」「デザイン業」この3つが該当する可能性があります。

消費税

フリーランスの消費税は、前々年の課税売上が1,000万円を超えると納付する義務があります。

つまり、開業から2年間は消費税を納税する義務はないと言うことです。

つまり、令和1年の課税売上高が1,000万円以上の場合には、令和3年は課税事業者となります。

しかし、以下の条件を満たすと開業から2年経たなくても納税する義務があるので、注意が必要です。

  • 起業時の資本金が1,000万円以上、または同年度内に出資した額が1,000万円以上
  • 特定新規設立法人
  • 設立から2年のあいだに「調整対象固定資産」の仕入れを行った
  • 個人事業主や12月決算の法人の場合、前年の1月1日から6月30日の期間の課税売上が1,000万円以上

引用:フリーランスが支払う税金の種類と控除の種類(freee

消費税の計算は非常に複雑なので、国税庁のホームページを確認するようにしましょう。

フリーランスエンジニアの税金と手取りの関係

フリーランスエンジニアは、これらの税金を納める義務があるので、売上を仮に1000万円上げたとしても、手取りは1,000万円より少なくなってしまいます。

フリーランスの売上と税金手取りの関係はだいたい以下のような関係になっています。

年収 (円)6,000,0007,000,0008,000,0009,000,00010,000,000
経費600,000600,000600,000600,000600,000
所得税額329,888512,457695,043877,6081,061,667
住民税額388,694479,979571,271662,554748,116
国保380,792467,878554,971642,055723,681
国民年金196,000196,000196,000196,000196,000
消費税0000400,000
手取り年収(円)4,104,6264,743,6875,382,7156,021,7836,270,536

(出典:手取りはいくら? フリーエンジニアの年収と手取りの関係

イメージとしては、売り上げの6~7割程度が手取りになるイメージです。

フリーランスエンジニアの平均年収が日本最大級のフリーランスエージェントのレバテックフリーランス の調査によると、862万円なので、手取り額平均は550万円前後だと分かります。

ネコ君
ネコ君

手取り額を増やすにはどうすればいいの〜?

経費を計上し節税対策しよう

フリーランスエンジニアの手取り額を増やすためには、経費を計上して、所得額を減らし、所得税を減らす方法があります。

もう一度所得税の計算方法をおさらいすると、

所得税=(売上ー諸経費)×税率

つまり、諸経費の額を増やすことで、所得税の総額を減らすことができます。

フリーランスエンジニアが経費として計上できるものは以下のようなものがあります。

経費として計上できるもの
  • パソコン
  • パソコン周りの周辺機器
  • インターネット・通信費
  • 交通費
  • 電気代
  • 書籍や勉強に使う教材
  • 広告費
  • サーバー・ドメイン費
  • 家賃やレンタルスペース費

基本的に業務に必要な出費に関しては、経費として計上できるので、普段から領収書を貰う習慣を身につけておきましょう。

合わせて読みたい!

フリーランスエンジニアが経費にできるもの集めました。【節税対策しよう!】

税金の支払いは2020年3月16日(月)まで!

2020年の税金の支払いと、確定申告の日程は以下の通りとなっています。

  • 確定申告期間:2020年2月17日(月)〜3月16日(月)
  • 個人事業主の消費税及び地方消費税:2020年3月31日(火)

この期間内に確定申告をしないと、無申告加算税が追加やペナルティが課せられるので、予定以上の税金を国に収める事態となりますので、被害を最小限に抑えるためにも、きちんと期限を守るようにしましょう!

確定申告〜納税の手続きは非常に手間で、1年間の売上を計算したり、諸々の税金を計算したりする必要があります。

確定申告の流れ
  • 売上や所得を計算する
  • 領収書を集める
  • 所得税、住民税などの税金関係の処理
  • 確定申告書の作成
  • 税務署に申告
  • 税金の納税

確定申告はfreeeがおすすめ!

このような、確定申告の流れを税金関係の知識がなくても処理できるソフトがfreeeです!

freeeを利用すると、ガイドラインに沿って入力するだけで、確定申告に必要な情報を全て計算してくれるので、申告漏れを防ぐことができます。

freeeの特徴やメリットをまとめると、、、
  • 税金の知識がなくても簡単に確定申告ができる
  • ガイドラインに沿って入力するだけでOK
  • クレジットカードと連携すると領収書の管理が簡単
  • スマホアプリからも操作できてスキマ間に作業できる
  • 税務署に行かなくても電子提出ができる
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僕も全く、税金関係に詳しくないですがfreeeだと入力するだけでOKでとても楽です!

まとめ:フリーランスエンジニアは税金の知識がなくてもOK

いかがでしたでしょうか!

フリーランスエンジニアの税金関係はとても複雑ですが、freeeを使えば、知識がなくても安心して確定申告ができます。

まとめ
  • フリーランスエンジニアは自分で税金の手続きをしなければいけない
  • きちんと納税しないとペナルティを受ける
  • freeeを使えば、簡単に申告ができる!
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