

最近フリーランスエンジニアの働き方が話題だけど、実際にフリーランスエンジニアとは何なの?
どんな働き方なのか、会社員とどう違うのか、フリーランスエンジニアについて教えて欲しい!
最近では、SNSやYoutubeなどでフリーランスエンジニアが話題ですが、「そもそもフリーランスエンジニアとは?」と疑問に思われる方も多いと思います。
結論から言うと、フリーランスエンジニアは会社員と違い、会社に属することなく仕事をしている人です。
今後日本でも、このフリーランスと言う働き方が主流になる傾向なので、フリーランスエンジニアを例に、働き方や実態を知っておく必要があります。
自分自身がフリーランスエンジニアを目指す、人事でフリーランスエンジニアを雇う立場、このような方に向けて、本記事ではフリーランスエンジニアを分かりやすく解説していきます!
- フリーランスエンジニアとは何か知れる
- フリーランスエンジニアの実態が知れる
- 会社員とフリーランスの違いが知れる
フリーランスエンジニアとは?

フリーランスとは、Wikipediaでは以下のように定義されています。
フリーランスとは、特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主もしくは個人企業法人である。日本では『自由業』『自由職業』『フリーランス』と呼ばれる。
Wikipedia
つまり、フリーランスエンジニアとは、エンジニア技術を提供する会社や組織に属さない、独立した個人事業主であることが分かります。
フリーランスとは働き方の総称であり、フリーランスデザイナー、フリーランスライターなど、フリーランス+スキルで称されることが多いです。
その中でも、最近話題なのがフリーランスエンジニアであり、「会社員よりも稼げる!」「世界どこでも働ける!」などと言われています。

エンジニア職は時代の需要に合ったスキルなので、他の職種と比べても稼ぎやすく、仕事も沢山あるのが特徴です!
エンジニアを専門とするフリーランス
フリーランスエンジニアとは、エンジニア業を専門とするフリーランスと言うことが分かりました。
フリーランスと言う働き方は、何となく理解できましたが、エンジニアに関してあまりピンとこない方も多いのではないでしょうか?
エンジニア(engineer)とは一般的には技術者と認知されており、プログラマーだけでなく、工学に携わる人全般のことを言います。
つまり、自動車技術者や、航空技術者もエンジニアに含まれると言うことです。

最近話題のエンジニアとはITエンジニアのことを指し、分かりやすく言うとソフトウェアなどを開発するプログラマーのことです。
フリーランスエンジニアはIT系のエンジニアであり、仕事の内容な以下のようなものがあります。
- Webエンジニア
- ソフトウェアエンジニア
- AIエンジニア
- システムエンジニア
- ネットワークエンジニア
- セキュリティエンジニア
- ゲームエンジニア
このような職種で、フリーランスとして活動している人を、フリーランスエンジニアと呼びます。
位置付けは個人事業主
フリーランスエンジニアは個人事業主の位置付けになるので、従業員のいない会社を一人で経営しているのと同じです。
つまり、自分で計画を立てて動かなければ、会社は動かないので、仕事や収入も無くなってしまいます。
フリーランスエンジニアは会社員のように毎月決まった給料を受け取ることはできないのです。

フリーランスエンジニアの収入は、給料ではなく売上として換算されます!
フリーランスエンジニアは会社と同じなので、会社に必要な機能を一人で請け負わなけれななりません。
- 会計業務
- 営業
- 顧客対応
- 納税
- 勤怠管理
- 保険など
つまり、フリーランスエンジニアとは、ただエンジニアの仕事をまっとうすればいいのではなく、会社を機能させるのに必要な業務を自分で行う必要があります。
常駐型とリモート型がある
フリーランスエンジニアの働き方として、2つのタイプが存在し、「常駐型」と「リモート型」があります。
常駐型のフリーランスエンジニアとは、会社と業務委託契約を行い、契約先の会社に常駐しながら仕事を行います。
つまり、働き方としては会社員と変わりありませんが、収入が会社員よりも高かったり、フリーランスなので、会社員が受けれる恩恵を受けることができないです。
リモート型のフリーランスエンジニアは、リモートという場所に捉われない働き方をすることができて、仕事を請け負い、自宅やカフェなどインターネットのある環境で仕事を行います。
フリーランスエンジニアが人気の理由として、このリモートと言う働き方が魅力で、好きな場所好きな時間に働いて、会社員以上の収入が入ります。
- 常駐型:会社に常駐して仕事を行う。ほぼ会社員と同じ
- リモート型:好きな場所、好きな時間に働ける
フリーランスエンジニアと会社員の違いとは?

フリーランスエンジニアとは何かが分かった所で、次にフリーランスエンジニアと会社員で大きく違うところをご紹介します!
フリーランスエンジニアと会社員で大きく違うところは以下の3つです。
- 福利厚生がない
- 収入は自分次第
- 働く環境を自分で決めれる
福利厚生がない
まず始めに、フリーランスエンジニアは会社員の特権である、福利厚生を受けることができません。
フリーランスエンジニアが受けれない、福利厚生は以下のようなものがあります。
- 住宅手当
- 厚生年金
- 健康保険
- 交通費
- 教材購入費
- 子育て手当て
フリーランスエンジニアは会社員でないので、厚生年金を受ける資格がないので、自分で私的年金を積み立てる必要があります。
また、エンジニア職であれば、教材の購入費を会社が負担してくれますが、フリーランスエンジニアは教材費や、パソコン関連の備品などを自分で購入して管理する必要があります。
しかし、最近では福利厚生が受けれるフリーランス向けのサービスが増えてきており、MIDWORKSに登録すると、会社員同様の福利厚生を受けれます。
収入は自分次第
会社員であれば、毎月決まった給料があるので、収入に関しては安心ですが、フリーランスエンジニアは決まった収入がないので、全て自分次第です。
来月給料がないリスクがありますが、反対に働き方次第では、月に100万円以上の収入を得ることも可能です。
フリーランスエンジニアの単価は、スキルや経験によって決まるので、年功序列関係なく若くてもスキルや実力があれば、年収1000万円も到達可能です。
例えば、国内最大級のフリーランスエンジニアエージェントであるレバテックフリーランス に登録しているフリーランスエンジニアの平均年収が862万円となっており、非常に高いです。
完全に実力主義の世界なので、会社員でスキルが高いのに収入が思ったより低いと感じる人は、フリーランスエンジニアに転身するのがオススメです。
働く環境を自分で決めれる
フリーランスエンジニアと会社員の違いの最後に、働く環境を自分で決めれることができます。
先ほど、常駐型とリモート型の2つの働き方があるとご紹介しましたが、リモート型であればどこで働こうが問題ありません。
会社員であれば、毎日決まった時間に満員電車にのって会社に出勤する必要がありますが、フリーランスエンジニアになれば、出勤する必要がなく、朝起きてそのまま自宅で仕事をすることができます。
また、最近では海外で働くフリーランスエンジニアの方が増えてきており、Ziziさんやkarinさんが海外でフリーランスエンジニアとして活動されています。
今後はフリーランスエンジニアの働き方が主流になる

最近、フリーランスエンジニアが話題になっていますが、今後ますますこのフリーランスと言う働き方が主流になってきます。
現在日本の労働人口に占めるフリーランスの割合は約17%であり、10人に1~2人がフリーランスという働き方をしています。
今後フリーランスエンジニアの働き方が主流になってく要員として以下のことが挙げられます。
- IT人材の不足
- IT業界の成長
- 現役フリーランスエンジニアの情報の透明化
- プログラミング学習の多様化
- フリーランス向けサービスの増加

Googleトレンドでフリーランスエンジニアの注目度を見てみても明らかです!
アメリカでは30%がフリーランス
フリーランス大国であるアメリカでのフリーランスの人口は5670万円であり、労働人口約1億6000万なので約35%の人がフリーランスとして活動しています。
アメリカでもフリーランスの人口は増加傾向であり、2027年には労働人口の50%以上はフリーランスになると言われています。
アメリカでは、コワーキングスペースがたくさんできたり、オンラインで仕事が円滑に進むコミュニケーションツールが使われているので、特にIT業界ではフリーランスと言う働き方が主流になるでしょう。
フリーランスエンジニアに有利なサービスが増えている
フリーランスエンジニアに関心が集まる中、フリーランスエンジニアに有利なサービスも増えてきています。
フリーランス向けのサービスとして以下のようなサービスがあります。
このように、フリーランスエンジニアにとって働きやすい環境が整いつつあるので、ますますフリーランスに転身する人が増えてくるでしょう。

年功序列を禁止する会社も増えてきているので、スキルがない人はどんどん淘汰されていく時代になりつつあります!
まとめ

フリーランスエンジニアとは何かよく理解できた!何かスキルを身につけないとだね!
いかがでしたでしょうか!
本記事でフリーランスエンジニアとは何か実態を掴めたと思います。
今後ますます加速するフリーランス市場なので、ぜひこの機会にプログラミングのスキルを身につけて市場価値の高い人材を目指してみてはいかがでしょうか!
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