

実務経験がないけど、フリーランスエンジニアになる事って可能なの?
実務経験がない僕でもフリーランスエンジニアとして活躍できる方法を知りたい!
エンジニアとして企業で働いたことがない方であれば、実務経験がなくてもフリーランスエンジニアとして働けるのか心配になると思います。
結論から言うと、実務経験が0でもフリーランスエンジニアになることは可能です。
しかし、実務経験がないことのデメリットや、対処法を知っておかないと、収入が安定しない、仕事がないなどのトラブルに繋がります。
そこで本記事では、実務経験が0でフリーランスエンジニアになると起るデメリットや、実務経験がなくても活躍できる成功法をご紹介します!
- 実務経験がなくてもフリーランスエンジニアになれることが知れる
- 実務経験がないことによって起きるデメリットを知れる
- 実務経験が0でもフリーランスエンジニアとして成功できる方法が知れる
実務経験が0でもフリーランスエンジニアになることは可能か?

「実務経験が0でもフリーランスエンジニアになることは可能か?」
この問いに対しては、冒頭でもお伝えしたようにYesです。

僕自身も、1~2年会社で働いた経験がないですが、フリーランスエンジニアで働くことができています。
しかし、実務経験が0でも働けるエンジニアと働けないエンジニアがあります。
実務経験が0でもフリーランスエンジニアとして活躍できるのは、主にWeb系のエンジニアですね。
JavaエンジニアとかPythonエンジニアだと、実務経験がないと正直キビシイです。
Web系は需要が高い割に、仕事の難易度もそこまで高くなく、高収入なので、実務経験がなくてもそこそこ仕事ができます。
しかし、実務経験がないことで起るデメリットも沢山あるので今回はご紹介します。
- 収入が安定しにくい
- 実務経験0では受注できる仕事の幅が減る
- 仕事の流れが掴めないので、トラブルに繋がる
収入が安定しにくい
まず始めに収入が安定しにくいです。
実務経験がないと、あまりハードな案件は受注できないので、簡単な仕事だけを請け負うようになります。
せいぜい一件あたり、最大でも20万円くらいだと思います。
月に2件受注したとして収入が40万円あると仮定しても、そこから保険料やら、リソースの管理費など差し引けば、手取りは30万ちょいって感じですかね。
あと、実務経験がないと、こんなことがよくあります。

こちらの案件だと20万円で請け負わせていただきます!

君、実務経験がないんだから、もっと安く請け負えるだろ。
実務経験があるとないとでは、1案件に対する単価も大きく変わってきます。
実務経験0では受注できる仕事の幅が減る
2つ目のデメリットとして実務経験がないと受注できる仕事の幅が減ります。
根本的に、「実務経験がある人」 と 「実務経験がない人 」どちらに仕事を依頼するかと聞かれたら、圧倒的に前者だと思います。

ランサーズなどのクラウドソーシングでも実務や実績がある人に仕事が集まる傾向です!

例えば、福利厚生が非常に充実しているフリーランスエージェントのMIDWORKSでは、このように実務経験が1年以上ないと応募できない案件が多いです。
この時点で、仕事を受注する資格がないので、最低でも1年以上実務経験を積んだ方が、高収入を得れますし、仕事の幅も広がります!
MIDWORKSでは一部、実務経験がなくても「開発経験」があれば採用してくれる案件もあるので、チェックしてみてください。
あと、給料保証制度があるので、案件がない期間でも給料を払ってくれる場合もあります。
仕事の流れが掴めないので、トラブルに繋がる
実務経験がないと、仕事の流れを掴めないので、トラブルが起る可能性もあります。
特に、プログラミング学習者がそのまま仕事を受ける時に、もっとも危ないのが、本番環境での開発に慣れていない点です。
プログラミングスクールなどでは、あまり重点的に本番環境での開発や、仕事で必要なデーターのバックアップなどを教えてくれなかったりします。
エンジニアの仕事はただコーディングすれば良いのではなく、万が一のためにファイルをバックアップしたり、ファイルの管理をきちんと行ったり、セキュリティの面でも注意することが必要です。
実務経験を積むことで、プログラミング技術以外にも、お客様とのやり取り、トラブルの対処などを学べるので、いざという時に安心です。
実務経験が0でもフリーランスエンジニアで成功する人の特徴

とは言っても、実務経験が0でもフリーランスエンジニアとして成功することも全然可能です。
マナブさんやZiziさんも未経験で実務経験を積まずにフリーランスエンジニアとして独立して、凄まじい結果を残されているので。
僕なりに、これらの実務経験が0でフリーランスエンジニアとして成功されている方の特徴を分析してみました。
- そもそもビジネススキルが高い
- 付加価値を持っている
- 小さい仕事をコツコツ積み上げる人
そもそもビジネススキルが高い
実務経験がなくても成功されている人の特徴として、そもそもビジネススキルが非常に高いです。
こんな事を言ったら失礼ですが、プログラミングスキルに関しては、エキスパートレベルではないと思います。
ビジネススキルが高いことによって、仕事を受注できることができて、かつ単価もあげることが可能です。
Ziziさんに関しては、3日で100件のWeb制作会社に営業して仕事を受注した、鬼の営業マンですからね。
あとは、エンジニアではないですが、フリーランスデザイナーの船越さんもビジネススキルが非常に高く、経験・実績・コネなしで月340万円も稼いでいますからね。
→月340万円稼いだデザイナーが、経験・実績・コネなしからフリーランスデザイナーになる方法を5STEPで解説!
つまり、そこそこスキルを身につけて、そこにビジネススキルを掛け合わせれば、実務経験がなくても高収入が得れるようになります!
付加価値を持っている
次に、付加価値を持っていることです。
これは僕自身も意識して取り組んでいることですが、どう言う事かと言うと、ただ単に納品するのではなく「納品物+@」の価値をつける事です。

例えば、僕だとブログ運営のノウハウを活かしたWebマーケやSEOスキルを付加価値として提供しています!
プログラミングスキルを持っている人材は沢山いますが、プログラミングスキル×〇〇を持っている人は少ないです。
この〇〇の部分を増やす事で、あなたの市場価値は高くなり、フリーランスエンジニアとしての価値が高くなるので、あなたにしかできない仕事が生まれると言うわけです。
実務経験がないWeb系のフリーランスエンジニアを目指す方であれば、「デザイン・Webマーケ・映像制作」この辺りの付加価値を意識して取り組んでみると売り上げが上がると思います!
小さい仕事をコツコツ積み上げる人
最後に、「小さい仕事をコツコツ積み上げている人」が挙げられます。
実務経験がないままフリーランスエンジニアとして成功するのは難しいですが、給料が少ないのを我慢して、小さな仕事をどんどん継続して受注していき、実績を作る事です。
1年もこのような事を継続して続けていれば、実務経験同様の経験とスキルが身につくので、会社で働きたくない人であれば、この方法がオススメです。
しかし、人というものは利益を追い求める性格ですから、途中で高単価な案件に目がいってしまい、失敗するパターンが多いです。
目先の利益に囚われずに、コツコツ積み上げていきましょう。
フリーランスエンジニアになるには実務経験を積もう

まあ結論として、安定したフリーランスエンジニアになりたければ、実務経験を積んだ方が得策です。
長期的に考えた時に、実務経験があると有利に働く場合が多いですからね。
実務経験を積む期間の目安として1年くらいで十分だと思います。
あまり大きな会社で働くと、やれることが限られるので、フリーランスエンジニアになる事を目的にするならば、少し小さめのベンチャー企業に行くのがオススメです。
- 【Kaguya】転職支援サービス:エンジニアに特化した転職サイトだと業界No1の案件数
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「【未経験OK】IT系・エンジニアの求人が多い転職サイト3選」の記事で、未経験でも可能な転職サイトを紹介しているので、参考にしてみてください。
フリーランスエンジニアとして独立を考えている事をエージェントに伝えれば、スキルアップできる最適な企業を紹介してくれるので、オススメですよ。
まとめ

なるほど〜、将来的に考えた時には実務経験を積んでフリーランスエンジニアになった方が良さそうだね!
いかがでしたでしょうかか!
プログラミングスキルをある程度身につけたら、フリーランスとして独立して稼ぎたい気持ちは分かりますが、目先の利益だけを考えたら、先が続きにくいです。
恐らく途中で、スキルがないなと気づくことになると思います。
ちょっと勉強したくらいで、フリーランスになれたら誰でもなれますからね。
ぜひこの記事を参考に、実務経験をしっかり積んで、フリーランスエンジニアになってみてはいかがでしょうか!
